トムヤムクン うどんスープ丼
うーん、ホントに名前のインパクトだけに圧されて買ってしまった… (^^;
トムヤムで、うどんという取り合わせにも若干のインパクトあるけど、その後に続く「スープ」と「丼」という言葉の不自然さが引っかかって仕方ない…。
なんだろう、アレだろうか。丼というからには、うどんの他にご飯でも入っているのだろうか。
いやいや、そんな訳はない。フツーに海外によくある残念な日本語でしょ!
とわかっているんだけど、やっぱりどんなものなのか、気になってしまう…。
最初に見たのはバンコクの地下鉄の広告だった。(上の写真ね。)
バンコク在住で、日々地下鉄を使っている方なら見覚えあるんじゃないだろうか。この広告。
電車の扉がウイーンとしまって出てくる微妙な日本語に思わず苦笑してしまう…。
タイ語の宣伝文句の「ความใส่ใจตำรับญี่ปุ่น」というのは何だろう…。
意訳すると「日本のレシピを注意深く再現!」みたいな感じかなぁ?
しかし商品名が全然注意深くないのはどうしたもんだろう。
この写真を友人に見せたところ、「でも、意外といけるのかも。。麺だけは日本の冷凍うどんぽいので、そしてスープは本物のスパイスを使っていて、そしてどんぶり鉢に盛り付けてお召し上がり下さい。なのかも。…試してみたくなってきたわ。。」とのコメントが。 っていうかこの写真見ただけで、そのコメント力すごいな!
などと思っていたら…
後日コンビニ(バンコクのファミリーマート)で発見!!おお!てっきり冷凍食品か何かかと思っていたら、普通にインスタントだった。以前の友人からの驚くべきコメント力に影響され?思わず購入!!
ついでに「フィッシュスナック・マグロ サバソース味」という謎の食べ物も見つけてしまったので。それもついでに購入してしまったことも報告しておかなければなるまい。 笑
そして帰国後… ついに開封。
もちろんご飯は入っていなかったが、うどんは生麺だった。
タイで生麺のインスタントとは…! うーん日々進化しているなあ。
それ以外に入っているものは、スープの元と具の袋と、フォーク。
シンプルにまとめてきたね。
とりあえず袋を開け、必要なものを全て器に入れ、お湯が沸くのを待つ。
スープの素も普通に市販されているトムヤムペーストに近くて、なかなか高品質!
さすが「ความใส่ใจตำรับญี่ปุ่น」くわーむさいじゃいたむらっぷいーぷん!
日本語にスキがあること以外はかなり出来の良い商品と見た。
生麺なので待つ必要も殆どない。湯を入れてシャバシャバっと混ぜ、麺がほぐれたら出来上がり。
おお!めちゃめちゃ旨そうやん!
正直ここまで期待できるものだとは思わなかった。
同梱していたフォークで麺をすくい上げる。
うん!日本でも最近生麺のインスタントって、あんまりないのに!
すごく美味しそうではないですか。
パクッと食べてみると… うまい!
きちんとレモングラスの香りがして、それが結構強く風味にでている感じ。
日清のトムヤム麺よりも、いがらっぽくない爽やかな酸味が広がる。
インスタントのトムヤム味って、むせかえるような酸味だったりするけど、これは全然そんなことはなく、それでいて酸味が弱いということもない。
甘みがやや強いんだけど、フルーティーでだだ甘くなく、ガンガン食べられた。
これははっきり言って… 日清カップヌードルのトムヤムクン味より美味しい!!!!
いやーあなどっていたよ、トムヤムクンうどんスープ丼。2、3箱買ってくればよかった。
っていうかタイのカップ麺のクオリティも、ここまできたのかぁ。
おまけ! 同じく勢いで買った「フィッシュスナック・マグロ サバソース味」はこんな感じ。
あれやね。「タロー」の派生商品やね。
マグロを標榜しておきながら、「サバソース味」というフレーバーを採用した意図は、どこにあるのか。マグロなのか、サバなのか!?
開封すると…うーん残念! 中は完全にしけていて、一本一本がべったりとくっ付いていた。
きちんと密封されていたし、中には乾燥剤が入っていたにもかかわらず…。
こちらは残念なクオリティと言わざるを得ないね。
まあ、味わ変わらないだろうと、パクッと食べてみると… むむむ?
これは…あれだね!「サバ味」というよりも「こんぶ味」やね!
塩気を若干和らげた濃厚なこんぶ茶って感じの味だった。
うーん、日本人だったら、すぐに「こんぶ」って連想できる味にわざわざ「サバ味」という(タイ人にとって)馴染みやすい名称を持ってくるとは…! なかなかの策士ですな!
味自体は魚+昆布ということで結構濃厚。けっこう美味しかった。


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