美味しい『カオクルックガピ』が食べたいならココ! シーロムの名店「クルアヌンソーン」

ข้าวคลุกกะปิ カオクルックガピ
タイ風海老味噌入り混ぜご飯

美味しい「カオクルックガピ」が食べたい。
そんな気持ちになったとき、僕たちは何処へ行けばいいのだろうか。

以前に紹介した、「ナンレーン市場」のカオクルックガピ。
何気ないお店だったけど、確かに美味しかった。

だけどナンレーン市場は遠い。観光エリアからも日本人がたくさん住んでいる地域からも離れているし、BTSとかが近くを通っているわけでもないので行くのは意外と大変だ。なのでもっと気軽に寄れて、美味しいカオクルックガピ を出すお店を探していた。


シーロムにカオクルックガピが美味しいお店があると聞いて、行ってみた。
お店の名前は「クルアヌンソーン」。「ワンツーキッチン」って意味だよね。「クルア○○」って、人に名前がついてることが多いけど、「ヌンソーン」も、人の名前からきているんだろうか。あるいは、二人兄弟かなにかが経営するお店なのだろうか。

お店は、チョンノンシー駅からだと歩いて5、6分ぐらいだった。駅脇のソイからまっすぐ歩き、途中十字路に差し掛かったところで左折。ちょっと不安だったけれどGoogle Mapみながらだと簡単にたどり着いた。

上の写真にある看板がちょうどいい目印になったよ〜。

お店に行ってみると、随分広い敷地内にあるので一瞬「あれ?お高いお店なのかな?」と思ってしまったが、よくみるとそれは個人の邸宅。その広い敷地の一部にポツンと「ザ・庶民!」と言えそうな建物があった。

どうやらこのお店、個人のお庭の一部を借り、さらにそこに建物を建ててレストランにして営業しているみたいだね。高級なお店じゃなくて、ホッと一安心。やれやれ。ここなら安心してご飯が食べられそうだ。(^^


お店の外観は正直ちょっとぼろっとしていたけれど、中身はなかなか可愛らしい。
ポップな色合いの壁と、ペプシのテーブルマットがうまい具合にマッチして、いい雰囲気になっていた。

昼飯時を少しすぎた時間だったので、お客さんもいなくなった店内でゆっくり落ち着いて食べることができたよ。


軽めに済ませたかったので、そんなに多くの料理を注文はしなかったんだけど、カイチアウムーサップ(豚肉タイ風オムレツ)もたのんでみた。
ここのお店のはきちんと卵に青ネギが入っていて、上にもパクチーがのっている丁寧な仕上がり。

いやーこういうシンプルな料理で細かい仕事がしてあるお店は…期待が持てるね!!


そして、しばらくして出てきたのが…こちら! どドン! カオクルックガピ 。
彩鮮やかで、かなり美味しそうな盛り付けで来たね!

ご飯の上に乗っかっているのは、ムーワーン(豚肉の甘煮)かな?
他には青マンゴー、ホームデーン、トゥアファクヤーウ(いんげん)、プリックキーヌー、クンチアン(甘い中国ソーセージ)、錦糸卵などがのっかっている。

カオクルックガピというのは、「ガピ(蝦醬)を混ぜ込んだごはん」という意味。その脇に添えられたおかず達も、一緒に混ぜ込んで食べるのが一般的だ。
なので、綺麗な盛り付けを崩すのがちょっともったいないけれどご飯を混ぜ込んでゆく。


いい感じ!このくらい混ざったのが理想型かな?
具材が丁寧に切り揃えられているので、ぜーんぶ混ぜても見た目が綺麗だね。
それでは…いただきます!


パクッと食べてみた。うーん、美味しい。なんというか、ご飯と具の量の比率がよくて、うまい具合に調和する。
甘みとお肉のバランスが良く、理想的な出来上がりだね。パクパク頂いた。

ここのお店の料理は、なんというかどれも刺激が強すぎず優しい味わい!
辛味も酸味も塩味も、ちゃんと感じるんだけど食べていてしんどくならない。絶妙なさじ加減のお店なのだった。
友人はパッタイも食べていたけれど、やはり優しく、てそれでいて薄味ではないバランスのいい塩梅のパッタイだった。

うーん、何気にレベルが高い。
日本人に人気なのも頷けるお店だった!

お店の場所と地図

店名: クルアヌンソーン (ครัวหนึ่งสอง)
営業時間: 7:30-14:30 土日・祝日はお休み
行き方 :BTSチョンノンシー駅を降り、「レックシーフード」の看板が見えるソイ3の道を歩く。まっすぐ行くと十字路(「ソイシーロム3」という名前の、また別の道と交わっている)に出るので、その道を左折。お店は個人のお家の敷地内にある。本文にある看板が目印。

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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