今もあるかな?中身がトロトロ流れ出る溶岩饅頭『サラパオラーワー』

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ซาลาเปาลาวา サラパオラーワー
溶岩饅頭
便宜上『饅頭』としたけど、肉まんとかあんまんの類ね。
以前ちょくちょくバンコクで見かけた『サラパオラーワー』今でも売っているかなあ?
流行り廃りが早いので、もしかするともうブームは去ってしまっているのかもしれない。
『サラパオ』は肉まんとかあんまんとか、中華まん全般を指す言葉。
タイのコンビニに行って買い物したら、レジで『รับขนมจีบซาลาเปาเพิ่มไหมค่ะ』(シュウマイや中華まんもいかがですか?)なんてよく聞かれるはず。バンコク市内の下町じゃあそこいらで売っているし、日本と異なる具のバリエーションも興味深い。
そんなサラパオの新顔が『サラパオラーワー』。「ラーワー」とは「溶岩」という意味で、溶岩のようにトロッと中から具が流れだす中華まん、という意味だ。

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こんな感じ!中から具がトロッと流れだしてるでしょ?
早速購入してみた。中の具は…えーと、カイケム(ไข่เค็มアヒルの塩漬け卵)で作ったカスタードクリームらしい。

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想像よりずっと小ぶりだったので、2つ購入。試しに中を割ってみると…

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キタキタ!中身がトロッと流れだ…す?
う〜ん、買ったお店が暇そうなお店だったので、作り置きしてからだいぶ時間が経っていたからだろうか、残念ながら思っていたよりとろっと流れ出さなかったけど、ちゃんとしたお店で買ったらホントにどばっと中身が飛び出てくるので知らずに食べたら大変なことになるらしい。
食べてみると、うんうん、なかなかタイっぽいお味。クリームは濃厚だし、ほんのちょっぴり塩けがあって、こってりした感じがしておいしい。
タイっぽい味とは書いたけど、こういう「プロダクトとしてしっかりしてる料理」って、台湾辺りから来たものが多い…。「チャーノムカイムック(ชานมไข่มุก 真珠ミルクティー=タピオカボール入りミルクティー)しかり、「アイティムクレットヒマไอติมเกล็ดหิมะ 薄雪アイス =雪花冰)しかり…。 
というわけで、「サラパオラーワー」もやっぱり発祥は中国。(香港?台湾?)『流沙包』というらしく、塩漬け卵のカスタードクリームを中に詰めた『黄金流沙包』が一番ポピュラーな様子。
みなさんも、香港か台湾へ行った時には是非食べてみよう!! 
…って、タイ料理ブログなのに…。 笑

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2011年、タイ在住の頃にブログを開設。現在は日本に帰国し九州地方に生息中。(実家は京都なので、京都のタイ料理屋を巡るのも趣味。)現在も年に1回はタイに遊びに行き、美味しいものを食べ歩いている。

 

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